みなさん、こんにちは。hanaです。
暖かい季節になってくると、夏に向けて脱毛をしたくなりますよね!
でもちょっと待ってください。
脱毛には増毛化硬毛化というリスクがあることを知っていますか?
脱毛をしたのに、かえって毛が増えたり、硬い毛が生えてきてしまう現象です。
私は脱毛をしてすぐ二の腕と乳輪周りの毛が濃くなってしまい、脱毛したことを後悔しました。
きれいにしたいと思って始めたことなのにショックでした。
どうすれば防ぐことができるのか、もし起こってしまったらどうすればいいのか。
今回は、医療脱毛クリニックの看護師として働いていた経験があり、かつ自分も増毛化硬毛化の経験がある私が、増毛化硬毛化についてご説明します。
みなさんも後悔しないように、きちんとリスクについて知っておいて損はないです。
Contents
増毛化硬毛化って何?
増毛化硬毛化とは、文字通り。
増毛化は脱毛することで、その後元より毛が増えてしまうこと。
硬毛化は、もともとの毛より硬い毛が生えてくることです。
これはレーザー脱毛でも、サロンでの光脱毛・家庭用脱毛器でも起こる現象です。
増毛化硬毛化の原因
なぜこのような現象が起きてしまうのでしょうか?
実は、はっきりとした原因はまだわかっていないようです。
一説によると、脱毛で受けた刺激から、毛が回復する過程で太くなってしまうと言われています。
ただはっきりとした原因はわからないため、100%の予防をすることはできません。
増毛化硬毛化が起こる確率
増毛化硬毛化が起こる確率は、諸説ありますがおよそ10%程度と考えられています。
10人中1人がなると考えると、結構確率が高いですよね。
私が通っていたクリニックでも増毛化硬毛化を訴える患者さんは少なくありませんでしたし、働くスタッフの何人もが自分でも経験していました。
しかも、一回脱毛しても起こらなければその後も大丈夫。ということはなく、何回目かの脱毛で起こってしまう場合もあります。
4回目から5回目が最も起こりやすいという説もあり、脱毛コース終了後になってしまう可能性も十分あります。
ちなみに私の場合は、一回目の施術後に起きてしまいましたが。
増毛化硬毛化になりやすい部位は
好発部位は、上半身が多いといわれています。
- 顔
- うなじ
- 肩
- 背中
- 二の腕
- 胸
- お腹
が訴えが多い場所です。
上半身でも、脇に起こるケースはほとんど聞いたことがありません。
増毛化硬毛化に気づけるタイミング
多くのクリニックやサロンで使っている脱毛機では、施術の2~4週間後に毛が抜けてくることが多いです。
毛が抜けた後、次に生えてくる毛の状態を確認してみてください。全体的にしっかりと生えそろっている状態(施術から2か月以降)で確認すると、以前の状態と比較しやすいと思います。
増毛化硬毛化になってしまったら
一度増毛化硬毛化が起こってしまうと、改善するまでに時間がかかる場合が多いです。
通常、脱毛を続けるか、中止して自然治癒を待つかのどちらかになります。
毛穴を休ませてあげることによって、症状が落ち着いてくることもあるからです。
脱毛を続ける場合でも、短期間に毛穴に刺激を与え続けると逆効果になってしまうので、クリニックによりますが、半年おきに毛穴を休ませながら脱毛を受けることが勧められます。
それでも、脱毛を続けたからといって、症状が必ず改善するわけではありません。
改善する場合もあれば、悪化することもあります。
私が増毛化硬毛化してしまったのは、二の腕と乳輪でした。施術前は産毛程度だったのが、太く硬い毛が生えるようになってしまいました。その後2回レーザー脱毛をしてようやく少し改善したかな?と思えるようになりましたが、まだ乳輪の毛は最初よりも硬い気がしますが。
今のところ少し放置して自然治癒を待とうかと思っています。
確実に毛もなくしたいのであれば、針脱毛に切り替えるという手もあります。
針脱毛は唯一の永久脱毛です。
レーザー脱毛や光脱毛と違い、増毛化硬毛のリスクはありません。
ただ、針脱毛はかなりの痛みを覚悟しなくてはなりません。
さらに料金は他の脱毛方法に比べると高く、施術を行っているクリニックも少ないため少しハードルが高いかと思います。
最後に
誰にでも起こりうる増毛化硬毛。
でもムダ毛の処理は面倒だし、どうしても脱毛したい!という人には、まず部分的に脱毛を始めていくのがおすすめです。
脇や下半身は、リスクが低い部位なので個人的にはおすすめです。
本当に毛が気になるところから、まずは試してみてください。