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【アラサー】失恋が辛すぎて心理カウンセリングを受けてみた結果

みなさん、こんにちは。hanaです。

みなさん、心理カウンセリングって受けたことありますか?

悩みがあって、誰かに話を聞いてほしい。そう思う人は多いですよね。

友達や家族など、身近な人に話せないことなら、心理学のプロを頼りたいところです。

「え?でも精神科に行くほどじゃないんだけど?」

大丈夫です。心理士さんによるカウンセリングは、精神疾患を持つ人だけが受けられるものではありません。

実際は、どんな人でも心の健康状態を維持するため、カウンセリングは必要だと考えられています。

でもカウンセリングってどんなことをするのかよくわからないし、なんだかハードルが高そうですよね。

そこで今日は、私が失恋で心理カウンセリングを受けたときの感想をまとめました。

結論を先に言ってしまうと、カウンセリングを数回受けただけでは悩みが解決することはありませんでした。でも受けていなければ、もしかすると状況は悪化していたのかもしれません。

カウンセリングの雰囲気や感じたことなどを紹介していくので、少しでも参考にしていただければ幸いです。

なぜカウンセリングを受けることにしたのか

私は30代に突入してから、失恋を経験しました。

「君と結婚するイメージが湧かない」と言われ、振られました。2年以上の付き合いだったのに、彼はあんまり本気じゃなかったのだと気づいて裏切られたような気持ちになりました。さらに同世代の周りの友達は、すでに結婚していたり、子供もいたりする中での失恋です。ダメージはとても大きかったです。

でも、たかが失恋だし。時間がきっと解決してくれる。

そう信じていました。

だけどやっぱり、つらいものつらい。

仕事に集中して忘れようともしましたが、当時私は同僚のほとんどが20代の女性という職場に勤めており、彼女たちが話題にすることは8割が彼氏や旦那さんの話。

笑顔でみんなの惚気話(に聞こえる)を聞き続けるのは、正直かなりしんどかったです。

今思えば、我ながらよく耐えたと思います。

そして家だけでなく、職場でも一人きりになると涙が出てしまうようになりました。

起きている間は、常に泣きたいのを我慢しているような状態でした。

休日も無気力で何もできず、ほぼ一日中布団の中で寝ている日々が続きました。

そんな状態が2か月以上続きました。

いったいいつになったら立ち直れるんだろう。ネットで調べていくうちに、失恋でうつ病になることもあることや、失恋でも心療内科や精神科を受診してもいいことを知りました。

一人で苦しむには、限界がきていました。

もう無理して平気なふりをしているのは疲れた。誰かに話を聞いてほしい。

こうして私は、心理カウンセリングを受けてみようと思い立ったのです。

どうやってカウンセラー先を選んだか

心理カウンセリングを受けてみよう!と決意しても、どこで受けるかを決まるまでに少し時間がかかってしまいました。

どこに行けば、周りの人に聞くわけにもいかず、ネットに頼るしかありません。

何回か通うことになるら、家から近く通いやすい場所がいいなと思いました。

近所に精神科はあったのですが、私の場合は心療内科や精神科を受診するのは、まだ早いかなと思いました。

というのも、私は食事や睡眠をとることは出来ていたからです。(夜眠れず、食欲もない状態が何か月も続く方は、受診した方がいいと思います。)

本当はYouTubeでよく動画をみているカウンセラーの先生のクリニックにお世話になりたかったのですが、そういう方は人気で新規予約をしていなかったので断念しました。

そして、しっかり実績のある信頼性の高い先生にお願いしたいと思い、国家資格を持っている公認心理師の先生がいる心理相談室を選びました。

カウンセリング内容

1回目

初めてのカウンセリングは少し緊張したのですが、先生が物腰柔らかな雰囲気でとてもやさしい方だったので、安心して受けることができました。

「もしよければ」とお茶とお手拭きを出していただき、最初に簡単なアンケートを書いて、90分間のカウンセリング開始。(カウンセリング時間は予約時に選べました)

まず、なぜ今回カウンセリングを受けようと思ったのかを質問され、冷静に答えようと思ったのですが、いきなり涙が出て止まらなくなってしまいました。

すぐに「どうぞ使ってくださいね」とティッシュ箱を渡していただいて、泣きながら話続けました(笑)

話した内容は、

  • 彼との関係
  • 父親はどんな人か
  • 仕事のこと

ここまで話して90分経ちカウンセリング終了。

私が泣きっぱなしだったので、先生から「まだ話も途中だし、今後もカウンセリングを続けてはどうですか?」と強制雰囲気ではなくあくまで提案といった感じて言っていただき、次回の予約をして帰宅しました。

2回目

2回目は予約がいっぱいで、一か月先になってしまいました。

やっぱりカウンセリングを必要としている人ってたくさんいるんですね。

この頃は、まだ休日は寝てばかりで無気力な状態が続いていましたが、泣く回数は減っていたと思います。

カウンセリング中も、泣かずに落ち着いて話すことができました。

カウンセリング中に話した内容は、

  • 彼のことは諦められると思うけど、無気力な状態から早く立ち直りたいこと。
  • やりたいこともないし、今後どうしていったらいいかわからないこと。
  • 母親とのこと

面白いことに話しながら悩みに関係ないような、家族との関係や仕事に対しての思いなどについても話を聞いてもらえました。

カウンセリングを受けてみた感想とその後の変化

結局このとき私がカウンセリングを受けたのは2回だけでした。

なぜ3回目を予約しなかったかというと、2回目で十分かなぁと思ったからです。

これは決して、カウンセリングが不満だったというわけではありません。

本当をいえば、失恋からきちんと立ち直って前に進むまで、カウンセリングを続けたかったです。

でもですね、カウンセリングって高いんですよ。私がお世話になったところは90分で約9000円でした。

ほかの相談室なども調べましたが、だいたい同じように一万円前後のところが多いようです。

これがもし鬱病や適応障害なのど診断がついていれば、保険がきくのですけどね。

でも本来なら病気にならないように通うのがカウンセリングなんじゃないの?とも思います。プロの心理士さんを頼るわけですがら、妥当の値段ともいえるかもしれませんが、やはり定期的に通うというのは、金銭面ではハードルが高いかもしれません。

感想

結果的には、私はカウンセリングを受けてみてよかったです!

まず、カウンセリング自体が面白いなと思いました。自分の生い立ちを振り返ったり、家族との関係について改めて考えたりして、自分がどんな人間なのか改めて知ることができました。

そして、自分のモヤモヤとした感情や思考を整理するために、かなり助けていただいたと思います。

ただ頭の中でぐるぐると考えているより、実際人に説明するために感じていることを言語化することで、かなりスッキリするんです。

彼について話すうちに、「彼ってそんなにいい人ではなかったな。結構ひどいことされてきた。なんであんなに好きだったんだろう」と、客観的に自分を見つめることもできました。

話を聞いてくれる先生も、話の途中で「それってこういうことですか?」「そう思ったのはどうしてだと思いますか?」など、さらに気持ちを深堀するための質問を投げかけてくれます。

だれにも悩みを話すことができずにいた孤独な時期に、温かい雰囲気で優しい先生に話を聞いてもらえて、それだけでも少し癒されることができました。

でももちろん、たった2回のカウンセリングでは悩みが解決することはできませんでした。

その後の変化

カウンセリング直後は大きな変化を感じられなかった私ですが、その後緩やかに心境に変化がみられるようになりました。

まず泣く回数が減りました。毎日彼のことを考えて悲しくなったり、自分の人生ってなんなんだろうと嘆いたりしていたのですが、カウンセリング後は感傷的な気持ちでいる時間が、明らかに少なくなったように思います。

そして少しずつ、彼への執着が自然と薄れていきました。

無気力で何もできなかった時期も終わり、友達に会ったり、好きなアニメを楽しんだりすることも出来るようになったのです。

これはいわゆる、時間が解決してくれた、ということかもしれません。

だけど、カウンセリングを受けて自分と向き合ったことで、早い段階から心が癒され始めたのではないかという気がしています。

結論

カウンセリングを受けた直後に劇的な変化は得られません。

でも少しずつ元気を取り戻すためのきっかけになったと思います。

カウンセリング自体面白いので、もう少し安ければ続けてみたかったです。