失恋って、その渦中にいるときは二度と立ち直れないような気分になってしまうものですよね。
ひたすらつらい時間なはずです。
私も30代で失恋をしました。
20代の頃の失恋とは重量レベルが違いすぎるダメージを食らい、「私の人生ってなんなの?」「このまま生きてていいことあるのかな」なんてどん底まで気持ちは落ち込みました。
周囲の友人からは、結婚や妊娠の報告も多い年齢です。
他人の幸せなんて心から喜んであげられるはずもなく、自分だけが孤独で不幸な気がしてしまいました。
つい友人とは距離を置いてしまっていた時期もあります。
これを読んでいるあなたも、もしかすると当時の私のような気持に近いのでしょうか。
そんなあなたにお伝えしたいことは
「今まで本当にがんばったね」
そして
「大丈夫。絶対に立ち直れる日が来ます」
では失恋から立ち直るためにはどうすればよいのでしょう。
一日でも早く立ち直りたい!そんなあなたのお役に立てればと思い、私自身の体験も踏まえながら今回こちらの記事にまとめました。
Contents
失恋から立ち直るためにかかる時間
失恋から立ち直るために必要な時間は、人にもよるでしょうが3か月から1年ほどが多いようです。
ただ、次の相手がみつかるまでは立ち直れないという声も。
心の傷を癒すためにかかる時間は、その人に寄るでしょう。
でも必ずそこから抜け出せます。永遠にそのつらさが続くわけではないので、希望を捨てないでくださいね。
失恋から立ち直るためにするべきこと
ひたすら悲しむ・なにもしない
失恋直後はいくら前向きになろうとしても、無理な話。
何を見ても、何を聴いても、辛かったことを思い出してしまいますよね。
無気力で何もしたくなくなると思います。
そんなときは無理して何かをしようとしなくていいかと思います。
自分の気持ちに蓋をして、傷ついた気持ちを無視していては、今の状況はなかなか前進しないでしょう。
ひたすら自分を見つめ、悲しむだけ悲しむことも必要です。
ノートに気持ちを書き出す
気持ちを整理するために有効なのは、ノートに気持ちを書き出すという方法です。
今考えていること、後悔、相手を許せない気持ち。
すべてを一度書き出してみましょう。
すっきりするだけでなく、冷静になって自分を客観視することができるはずです。
断捨離・模様替え
ひたすら悲しみ、次に進むために何かしたいという気になったら、断捨離や部屋の模様替えをしてみるのもいいですね。
心の状態は、部屋に現れるとよくいいます。
逆に部屋をすっきりきれいな状態にすれば、心も落ち着いてくる可能性があります。
不要なものは部屋からも、心からも一度捨ててみて、本当に今の自分に必要なものは何なのかを考えるきっかけになりますね。
趣味に没頭する
もしあなたに大好きな趣味があれば、しばらくの間それに没頭してみましょう。
少しでも楽しいと思える時間を作るようにすることで、いつの間にか辛い時間が少なくなっていくはずです。
推しがいれば、推しのために時間を作って元気をもらいましょう。
散歩してみる
気分転換に少し外に出てみるのもありです。
音楽を聴きながら歩くのが好きなら、もちろんそれでもいいですし、何も考えずただ歩いているだけでもかなりリラックスすると思います。
歩きながら心が整理されていくこともあります。
運動する
カラダだけでなく、心の健康にもいい運動。
ジムでがっつり鍛えるのもいいですが、これまであまり運動習慣がなかった人は、家でヨガやストレッチをするなど、手軽なものから始めてみるといいですね。
人に会って話してみる
気持ちが少し落ち着き、人に会ってみようかな?という気持ちになれば、そうしてみることもおすすめです。
わざわざ失恋の話をしなくても、人と会うだけで気分転換になりますよね。
もちろん話したい気持ちになれば、自分の失恋の話を聞いてもらってもいいかもしれません。
話すことでも気持ちが整理され、傷が癒される場合があります。
自分磨き
誰かのためではなく、自分のために自分磨きをしてみましょう。
自分をもっと好きになるために、自分を今まで以上に大切にしてあげるために。
そして次に進むために。
美容に力を入れてみたり、何か好きなことを勉強してみるのもいいでしょう。
自分の人生の新しい章を始める準備をしていくうちに、いつの間にか過去の辛さがただの思い出となることも期待できます。
失恋から立ち直るためにしないほうがいいこと
相手との思い出を捨てる
つい相手の写真やLINEのやりとりを見返してしまうこと、ありますよね。
「このままじゃ忘れられない」と削除しようと考えていませんか?
実はこれ、あまりオススメできません。
相手をまだ忘れられないうちに、無理をして思い出を捨ててしまっても、かえって心が相手を追い求めてしまいます。
もう手に入らないと思うと余計惜しくなることがあります。写真やLINEのトークを削除してすぐ後悔し、かえって思いをつのらせてしまう、なんてことになりかねません。
次の恋が始まるなど、相手のことがすっかり過去の思い出となるまでは、無理して削除することはやめておきましょう。
相手を許そうとする
「自分も悪いところがあった」なんて、物分かりがいい振りをして考えていませんか?
本当に自分を客観視してそう思えるならいいのですが、自分を責めてはいけません。
人を許すということは、確かに自分自身の大きな成長につながります。
でもあなたも十分傷ついていますよね?
許せるときは自然と来ます。心から許せるまでは、「自分が傷ついている」ことを認めてあげましょう。
相手に連絡する・SNSをチェックする
どうしても相手に連絡をとってしまったり、気になってSNSを覗いてみたくなることもあるかもしれません。
わかります!
でもあなたもお分かりの通り、そんなことしてもいいことは一つもありません。
むしろ傷をえぐるだけです。
最初はむずかしいですが、相手ではなく目の前の自分の生活だけに集中してみてください。
無理して次の相手を探そうとする
これも本当に次の恋のために行動したいのであればいいのですが、まだ心が元気を取り戻していないうちはやめておきましょうね。
心が弱っているうちは、つい誰かにすがりたくなってしまうもの。
でも無理して違う人と出会っても、心は拒絶し続けて疲れてしまう可能性も。
人との出会いを楽しめるまで回復してからでも、遅くはないはずです。
自分を雑に扱う
どんなときも、一番やってはいけないこと。自分を雑に扱うことです。
心に余裕がないと、いい加減な気持ちになってしまうことは仕方ないこと。
食事はコンビニで済ませる
メイクは最低限
部屋は汚いまま
服はテキトー
ついこんな生活になってしまうこともありますよね。
でも、いつまでも自分の価値を忘れたままではだめです。
あなたはもっと、大切に扱われる存在です。
まずは自分自身を特別大切に扱ってあげてください。
栄養たっぷりのおいしいものを食べて、きれいな恰好で心地の良い部屋で暮らすことが、本来のあなたに相応しい生活なのです。
2か月以上気持ちが軽くならなければカウンセリングも
失恋は時が経てば自然と乗り越えられることが多いです。
しかし中には、何か月も気持ちが落ち込んだまま鬱になってしまうこともあります。
もし2か月以上状況がよくならず無気力のままだったら、カウンセリングを利用することがオススメです。
「失恋くらいで」とは思わないでください。
最後に
私は失恋をして何か月も引きずり、カウンセリングを数回受けました。
乗り越えるためにいろいろ試していくうちに、いつの間にか他のことに夢中になったりして、「なんであんなに悩んでいたんだろう」と思えるくらいになりました。
でも失恋直後はそんなふうに思えるときがくるなんて、全く思えませんでした。
本当に辛かったからです。
これを読んでいる、今がつらすぎる方。
必ずあなたも乗り越えられます。そして、今よりずっと幸せになれます。
その価値が、あなたにはあります。
そのことだけ、忘れないでください。
応援しています。